■ 飲食店を開業するために最低限必要な許可や資格は必ず取得しましょう。
飲食店の営業許可を取得するためには大きく2つの要件をクリアしなくてはなりません。
① 食品衛生責任者を置くこと。
② 営業許可書を取得していること。
飲食店の業種によって必要な許可や資格は他にもありますが、最低限この2つはクリアしなければなりません。
① 食品衛生責任者 とは?
食品衛生責任者の資格は、以下の人が取得することができます。
[1] 栄養士、調理師などの要件に当てはまる資格を有する人。
[2] 保健所長が実施する食品衛生責任者になるための講習会または知事の指定した講習会の受講修了者。
資格をお持ちでない方は[2]の講習会を受講することで資格を取得することが可能となります。
実地日時など詳細は下記協会HPをご確認下さい。
(公益社団法人日本食品衛生協会)
② 営業許可書 とは?
どこで誰がどういった業種の営業を行うのか?
安全に営業できるのか?
未然にトラブルや問題を防ぐ為に飲食店を営業する際には「営業許可書」が必要となるのです。
営業許可書を取得するための流れは下記の通りです。
[1] 管轄保健所へ申請書を提出。
[2] 管轄保健所からの現地検査の通過。
[3] 許可書交付。
[4] 営業開始。
また、申請には以下の2つが必要になります。
「事業情報を記載した申請書」
「事業所の施設(シンクや調理場)を記載した配置図」
申請書類を提出したあとは店舗の施設(シンクや調理場など)が要件に合致しているか、保健所の担当者による検査があります。
検査基準は飲食店の業態や地区の保健所ごとに若干異なります。施設や設備要件について疑問点があれば、あらかじめ確認しておく必要があります。
検査が無事終了すれば2~3週間で申請書が交付され、無事営業を開始することができます。
まとめ:営業許可申請は自力では難しい?
「営業許可書を取得することは自力でも可能である。」
しかし、大切な限りある時間は事業を成功させるため「戦略」を練るために使っていただきたいのです。
店舗選びや資金調達、事情の計画を立てることや人材確保など開業するためにはやることは非常に多く、時間的なコストを考えるとプロに任せるのが賢明であるといえます。
また飲食店を含めた開業に役立つコラムを多数掲載していますので、良ければご参照ください。
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