2021.05.15 #補助金 #助成金 #YK総合事務所
補助金と助成金の違いと役割!
こんにちわ。YK総合事務所 行政書士 木村です。
昨今は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う補助金、助成金が多数公表されていますよね。
今まではあまり聞き馴染みのなかった「補助金」「助成金」という言葉ですが、この二つの違いについて今回はお話したいと思います!
まず異なる点ですが最大の違いが管轄とその目的です。
「助成金」
・厚生労働省管轄
・目的「雇用される方が働きやすい環境を整えること」
「補助金」
・経済産業省管轄
・目的「事業を通じてたくさんの人達にとって利益を生み出す」
助成金は雇用環境を良くするための指定の条件をクリアすれば採択されるのですが、補助金は公益を生み出す計画が他の公募する事業者と比較し最も目的達成に起因すると思ってもらわなければ採択が難しくなっているんです。
どちらも返済義務のないお金であるということが互いの共通点であり、上手く活用すれば事業にプラスに働くことは間違いありません。
しかし、中には補助金や助成金を得ることを目的に会社基盤が傾くほどの組織改革を行う場合がありますが、私はおすすめしません。
本来の助成金や補助金は、現在から未来における事業計画の中で目的を達成するために計画的に利用するものであり、突発的なアイディアや計画で実行する補助金申請は、時間だけでなく多大な労力も必要になることに加え手順を誤ると損失が発生する可能性があるんです。
補助金の公募期間に合わせて計画作成を急ぐより「じっくり計画を作成し、計画とおりに実行し目的達成の通過点で公募チャンスがあれば脱線しない程度にトライしてみる」これが補助金の最も有効な利用方法ではないかと思っています。
YK総合事務所では、企業様の商品開発や広告計画について左記にお伝えした補助金の利用計画をご提案させていただくことも行っております。
事業者様に決して無理のない計画を立案し、計画達成に貢献します。
補助金、助成金に対する考えは、私個人の独断と偏見も入っておりますので参考程度でお考えください。笑
事業計画書制作も「補助金に利用したい」などの用途もあれば、是非お聞かせください!